寺院×ART「だるま商店」の絵画から見える日本京都に住む知人から、「だるま商店」というアーティストの話を聞いた。彼らは、極彩色を用いたアート作品を京都のあらゆる寺院に奉納をしているという。代表作には六道珍皇寺に奉納した「屏風 極彩色 篁卿六道遊行 絵図」や、随心院に奉納した「襖絵 極彩色梅匂小町絵図」といった作品が挙げられる。「伝統的な寺院」と「現代アート」が混ざるとはいったいどういうことなんだろうか。彼らの制作過程に深く興味を持った私は、アトリエに伺うことにした。2016.12.02 10:00
現役メッセンジャーによる移動コーヒーショップ「チャリンコーヒー」が実践する『エコライフ』富田寛(通称トミーさん)は、現役メッセンジャーのライダーでありながら、バイクポロという競技のプレイヤー。さらには「チャリンコーヒー」という、自転車で移動する、移動型コーヒーショップを営んでいる。ライフワークのすべてが「自転車」にまつわる彼が気になり、取材をお願いしてみた。2016.10.05 10:00
任天堂の正式なライセンスを受けるTシャツブランド『THE KING OF GAMES』リオ五輪の閉会式で、2020年の東京五輪への引き継ぎ式が行われ、マリオに扮した安倍首相が登場し、大いに会場を沸かせたニュースは記憶に新しい。今回はそんな世界有数のコンテンツであるマリオを生み出した『任天堂』から、正式なライセンスを受け、Tシャツを作っている『EDITMODE』(エディットモード)さんの取材だ。『THE KING OF GAMES』というブランド名で、任天堂のキャラクターがプリントされたTシャツやグッズなどを発表している。2016.10.01 10:00
銭湯2.0世代の若者による銭湯ムーブメント『YOUNG SENTO MOVEMENT』とはなんぞや突然だけど、最近いつ銭湯に行った?「自宅に浴室があるのが当たり前の時代に、銭湯になんか行くわけがない」。もし君がそう思っているのであれば、ちょっとその感覚は時代遅れかもしれない。銭湯は今や「古き良き昔の文化を感じれる場所」ではなくなってきている。その証拠に実は銭湯業界を盛り上げるため、次世代の若い銭湯業界人が活躍しているのだ。2016.09.29 10:00
海のアクティビティはSUPで決まり! 西麻布の「ELIMA」店長と行く体験記ここ数年注目を集めている「SUP(サップ)」。「スタンドアップパドルボード」の略で、ボードの上に立ち、パドルを漕ぎながら波に乗ったり水の上を散歩するマリンスポーツだ。2016.08.30 08:00
現代のポップアーティスト西雄大の目指すアートの世界1960年代初頭から半ばまでアメリカで社会現象となったポップアート。アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタインなどが、大衆的で見向きもされなかった生活品や食品の図像を作品の材料として取り入れ、サブカルチャーや生活様式を風刺していたことで有名だ。私がはじめてペインターの西雄大の作品を見たとき、「現代のポップアート」という言葉が浮かんだ。彼の作品は、鮮やかかつ濃度の濃い色づかいと、既存のモチーフを彼の目を通して新しい形へと変化し、デザインされ、削ぎ落とされた力強い線で描かれているからだ。彼は一体どんなアーティストなのだろう?7/15から7/31までの期間、中目黒の「VOILLD」にて彼の個展「PEPPER(ペッパー)」が開催されると聞きつけ、伺うことにした。2016.07.31 02:00
単なるグループ展じゃない「薮から棒」トーキョーカルチャートbyビームスでスタート京都の四条烏丸に拠点を持つ、ショップ兼ギャラリーの「VOU」が7/15から7/27までの期間、原宿のトーキョーカルチャートbyビームスにて企画展示「藪から棒」を開催。「藪から棒」では、VOUの代表的なアーティストである岡村優太、西雄大、DAISAK、NAZEの4人の展示と、VOUの出張店舗を会場内に設置しているという。2016.07.26 10:00
STUSSYなど10ブランドにグラフィック提供したアーティストKOUKousuke Shimizuを知っているだろうか?Kousuke Shimizu(通称KOU)はアナログコラージュ、シルクスクリーン、イラストレーション、グラフィックから半立体物などさまざまな手法を取り入れ作品を制作しているクリエイターだ。また自身の作品制作のみならず、アートディレクターやTVCMなどへの衣装製作も手掛けている。COMME des GARÇONS GANRYU、CHRISTIAN DADA、STUSSY(USA)などアパレルブランドや広告媒体などにグラフィック作品の提供を行うなど、活躍の幅を広げている。私はKOUくんといつどこで出会ったのか忘れてしまうくらい、知り合って結構な年数が経っていた。共通の友達も多いことからイベントやギャラリーなどの展示会場で会うことが多く、そのときに「最近どう?」なんて話すことはあっても、改まって仕事の話をするのは今回が初めてだ。なんだか照れ臭くて、居心地の悪い気持ちで指定した場所でKOUくんを待っていると、遠くから手を振る彼を見つけた。「駅の賑わってる方にいるって言ったじゃん~」「それどっちだよ」なんていつもどおりのテンションで挨拶を交わし、一気に緊張がほぐれた。作品に関わるネタを隠さないKOUくんは美術大学を卒業しているわけでも、グラフィックの専門学校で勉強していたわけでもない。ずっとものを作ることが好きで独学でここまでやってきた。アカデミズムとは正反対のところにいる、言わば“フリーの玄人”なのだ。作品は「少し不気味で歪んだコミカルな世界観」が印象的だ。動物やアメリカンコミック、神話などの宗教を思わせるモチーフなど、別の世界にいたものが彼の手により繋ぎ合わされ、新たなキャラクターや物体として生まれ変わる。「不気味だけど可愛い」という違和感を感じる理由は、日常の中にある狂気を体現しているのかもしれない。KOUくんの作品のイメージソースは何なのだろう。2016.07.12 10:00
日用品×デジタルコンテンツが次の時代を切り開く前回の記事では「TALKY」のクリエイションのスタイルについて掲載したが、今回は「TALKY」に2.5Dのプロデューサーである比留間太一さんを加え、4人体制で立ち上げた「PEOPLEAP」(ピープリープ)というマルチメディアプロジェクトについて紹介したいと思う。2016.07.03 04:00
30代の遅れてきた青春。僕らの部活的クリエイション仕事終わりに友達と居酒屋に集まって、「こんなことしてえな」とか「こんなのあったら面白そうじゃん」みたいな話をつまみに、酒を飲む。その場の勢いで繰り広げた会話ってどんなに面白くてもだいたい次の日には忘れてしまってる。でも、それを酒の席の冗談にしないで、本気でやってみちゃうのが「TALKY」(トーキー)だ。2016.07.02 04:00
3人のアーティストが生み出した“妖怪”6月3日から6月12日までの10日間、原宿の「BLOCK HOUSE」でHIDEYUKI KATSUMATA×丸岡和吾×Funny Dressup Labの3人によるGroup Exhibition『川』が開催された。2016.06.20 10:00