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スケボー+戦車+セグウェイ=最高に男子な乗り物「シュレッダー」

まず見た目がヤバイ。キャタピラ、その存在感たるや。とにかくカッコいい。一目惚れです。そもそも乗り物なぞに興味なしの俺だけど、初めて欲しいと思えた乗り物、「DTVシュレッダー(以下シュレッダー)」。全地形万能ビークルというふれこみ。スケボーと戦車とセグウェイをチャンポンしたこの感じ。こいつで246を爆走したい。国内代理店の「トライクファクトリー(以下TF)」が名古屋にあると言うので、こりゃ行くしかない。とりあえず行って乗ってきた。西條---西條 : そもそもこれ、なんなんですか? ジャンルで言うと、自動車? ロボット??TF : うーん、戦車じゃないですかね笑実際、何にも属さない。国内じゃ災害時だとか異常事態を除いて、公道で走ることは許されていない乗り物でして。西條 : 災害時だけ許される乗り物…。世紀末スタイルな見た目もあいまってヒャッハー感がやばい。TF : スキー場とか、私有地で乗るのが前提ですが、楽しいですよ。雪上を裸で乗り回しましたが最高でした。西條 : これはセグウェイとかと同じでロボットに属する気がしますね。電動ではないですが。ラジコンにもなるし。TF:いや、戦車ですね…笑西條 : つくば市にはロボット特区がありセグウェイ等の運転が許可されている場所も一部ありますが、こいつを表参道で乗れる時代が来ることを祈るばかりです。---西條 : なんでわざわざスケボーテイストな乗り方なんでしょうかね…。横乗りより、セグウェイみたいに正面向けば運転しやすいのに…。TF : 体重移動がしやすいからじゃないでしょうか。制作者の趣味かもしれませんが…笑 正面向きで乗るタイプも開発されているみたいですよ!西條 : でも確かに横乗りのほうがカッコいい。カッコいいだけで充分な理由ですよね。

イラストレーターSHUNにインタビュー

DIARY FICTIONのコーナーで、西條のSFポエムとコラボしてくれてるイラストレーターのSHUNさんに作品の世界観や今後チャレンジしてみたいことなど聞いてみたよ!SHUN1992年生まれ。環境が与える影響を人物をモチーフに表現することをコンセプトに作品を製作しており、パフォーマンスグループ透明回線としても精力的に活動している。[Twitter] [Tumblr] [instagram]-------------------------‐コンセプトとされている”環境が与える影響”、という点について詳しく聞きたいです。都市や自然が人物にあたえる影響、という感じですか? 作品には人物像に宇宙や都市といったことを想起させるテクスチャが重ねられているように見えますが、これは人物が鏡のようになっていてその人がいる空間をそのまま反射している感じですか? それとも環境がその人物の内面に与えた変化の表出? 答えはないのかもしれませんが、いづれにせよ、背景のない人物絵に奥行きや物語性を感じますよね。SHUN「美術、スポーツ、音楽、何をやるにしても”生まれながらの才能"なんてないと考えています。生まれた瞬間に能力が決まっているなんて全然面白くないですよね。また、小学生か中学生の頃に習った”性善説” ”性悪説”がずっと納得出来ず、とても嫌いな考え方でした。そういう考え方に対しての反骨精神を、大きくまとめて”環境”というコンセプトで表現しています。僕は、家庭、友人や学校、それらの環境が人を成形していくものと考えていて、”性白紙説”という、人は生まれながらに真っ白な石盤である、といった考え方がとても好きです。あえて才能という言葉を使うならば、好きになれることや、継続できることや、それらを極めようと努力することや、そして今ある環境を変える、別の環境に飛び込む、そういった才能が何かを極める上では必要じゃないかとは思っています」-SHUNさんの作品はとても詩的でロマンチックだなと思って、あえて僕の暴力的なテキストとコラボをお願いさせて頂いたのですが(ありがとうございます)、そういった別ジャンルのクリエイターとのコラボレーションは今後もチャレンジしてみたいですか? その場合はどういうことがしてみたいですか?SHUN「こちらこそありがとうございます! そうですね! 僕自身まだまだ未熟なのでチャンスがあればいろんなことにチャレンジしてみたいと思っています! 例えば、アニメーションや映像作品、現代のテクノロジー(すごく抽象的ですが)を使って何か面白い事をしたり。もっともっといろいろな人とつながってイラストに限らず作品を作ってみたいです」‐所属している透明回線についておしえてください!SHUN「透明回線は、僕と同じ大学の友達と3人で結成した、アート集団のようなものです。ペインターが僕含め2人、音響兼映像担当が1人でライブペイントとプロジェクションマッピングを主軸に関西を中心に福島県や滋賀県などで活動しています。ライブペイントに限らず小作品やデザインワークもやっています。大阪のアメリカ村の人型街頭にもペイントさせていただいています。透明回線としてもまだまだ関東では活動が少ないので関東進出もしたいです」

DIARY FICTION | 02

雪が溶けた。みなでイルミネーションと鍋をした。やってみるまでマグネシウム電池の光や熱は心細いかなと思ってたけど、そんな事はなかった。みなで集まれば大抵の光は綺麗に見えるし、持ち寄ってつくった鍋は不味かろうが美味い。だれかが麦角からLSDをつくれるといって持ってきた得体の知れない自家製の錠剤。当然そんなもんはない、ただのフェイク、だれかが倉庫の奥に隠してたラムネ菓子。だがしかし言葉の毒という意味では本物。神経言語プログラミングの基本。プラシーボ効果で知恵遅れの女たちが跳ね回ってた。ユートピアの住人はみな無知、故に美しいのだ。ブタから進化した人類は、あの日まで自分たちの自由と自己責任、野生を忘れていた。いま、俺らはまるで羊飼いを失った羊の群れ。明日の見えなさが可視化されたあの日から、迷いと不安のなか互いに寄りそって生きている。毎日がキャンプのようで楽しい。春からも愛が地球を廻すのだろう。illust by SHUN , text by TETSUTAROsaijo[ DIARY FICTION | 01 ]+SHUN:1992年生まれ。環境が与える影響を人物をモチーフに表現することをコンセプトに作品を製作しており、パフォーマンスグループ透明回線としても精力的に活動している。[Twitter]  [Tumblr] [instagram]

Kenta Cobayashi 個展 “#photo”

カメラマンの小林健太が個展“#photo”をやるという。彼の”写真”は、彼の肉眼で見た日常風景が、デジタルツールや他者の手によって"別の何かへと変化していく様子"を切り抜いた作品だ。溶けて流れ出すかのような、ドラッギーで動きのある有機的ノイズは、なんだかグラフィティや、新種の生命体のようにも見えてきて面白い。リアルとネットが地続きとなり、"写真"という概念そのものがトランスフォームしつづけている現在、23歳の真っすぐな眼差しで、”いま、の少し先”の景色を切り取っているように見える。彼と同世代だけでなく、若者の置いてきぼりになりたくないオジサンたちも個展を視察にいくといいかもよ!展示会URL: http://gptokyo.jp/archives/2777<作家略歴>小林健太 Kenta Cobayashi1992年神奈川県生まれ。2015年東京造形大学卒業。東京で同世代のアーティストらと共同生活を送りながら、そこで撮影した写真を編集しブログに掲載している。巨大なZINEを様々なアーティストとコラボレーションして制作するMMGGZZNNプロジェクト主宰。主なグループ展に「trans-tokyo / trans-photo」集美xアルル国際フォトフェスティバル(廈門、中国、2015年)、「The Devil May Care」(Noorderlicht Photogallery、フローニンゲン、オランダ、2015年)、「hyper-materiality on photo」(G/P gallery Shinonome、東京、2015)、「New Japanese Photography」(DOOMED GALLERY、ロンドン、2015)、「The Exposed #7」(G/P gallery Shinonome、東京、2014)など。キュレーションを手がけた展覧会に「PICTURE-PARTY 2」(TAV Gallery、東京、2014)、「MEGA MAX GIGA GREAT ZERO ZILLION NEBULA NOVA」 (TANA Gallery Bookshelf、東京、2013)など。http://kentacobayashi.com/<展覧会概要>小林健太 「#photo」会期:2016年2月27日(土)- 3月27日(日)12:00-20:00 月休オープニングレセプション:2月27日(土)18:00-20:00会場:G/P gallery 恵比寿(渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 2F TEL: 03-5422-9331)関連企画:小林健太トークイベント2016年3月26日(土)16:00-17:30 (要予約)お電話かメールにてご予約ください。http://gptokyo.jp/archives/2777

Good People & Good Coffee

ここは池尻大橋。渋谷・世田谷・中目黒、色違いのカルチャーが混血する、ジャンクションシティ。ルーツの異なるクリエイティブが行き交う、まるで汽水域のような不思議な地域。ここでしか生まれないオリジナルがたくさんある。そんな池尻大橋、最近はコーヒータウンとしての一面もある…! お勧めの店はいろいろあるけれど、俺らのたまり場的コーヒースタンド、Good People & Good Coffeeを紹介したい。だいたいみんな、略して「グッピー」って呼んでます。池尻なコーヒースタイル、そのオリジナルは紛れもなくここ。オリジナルと言うだけあって、そりゃ、他の店とはひと味違うよね。”味”、といってもコーヒーそのものの味だけを指して言ってるわけじゃない。ってか俺は珈琲についてなんぞハイパー素人なんで、グッピーの味に対する的確な表現方法はわからないんだけど……。。。えーと、とりあえずメチャ美味いっす(表現雑だけどそれはマジ。素人にもわかる)。で、俺が言いたいのはバリスタ、コミュニティ、集う人々の会話、空間、もちろん味・・・そういった ”コーヒースタンドでコーヒー飲む、っていう総合体験”として、他店にはないオリジナルがここにはある、ってことです。”体験”、すなわち "行って感じて、肌でわかるグルーヴ"  なのです…! インターネットのテキストや映像だけじゃ匂ってこない空気って、あるでしょ。さて、俺の言ってる事わかりますかね。 要するに「行けよ」ってことっすよ…! 行ってオリジナルを見極めろ…ってことっすよ…!わかったらまず、場所・情報ディグって家から出るべし…! そこからが体験だ! 迷ったらフラットホワイト頼んどけ。ヒントは「#池尻大橋コーヒータウン」ですよ。行ってらっしゃい!