カセットテープ限定! 気鋭の音楽家ボーイズ・エイジがプロの音楽評論家とのレビュー対決連載をスタート

世界初(!?)、カセットテープによる音楽クロスレビューがSILLYにて開始!


洋楽インディーを中心に08年頃から再注目され始めたカセットテープ。テン年代以降、国内インディーバンドもカセットでのリリースを積極的に行い、2015年には中目黒にカセットテープを中心としたショップ『waltz』がオープンし話題になったのは記憶に新しい。おそらくは今年2016年こそが、ブレイクスルーとなることだろう。

そんな絶好なタイミングで、SILLYがカセットテープ限定のクロスレビュー連載を開始する。


タイトルは 「BOYS AGE presents カセットテープを聴け!」


その内容は、〈バーガー・レコーズ〉はじめ海外レーベルからカセットのリリースを行っている音楽家ボーイズ・エイジのKAZがレギュラー・レビュアーを勤め、毎回プロの音楽評論家がゲストとしてその威信をかけてミュージシャンであるKAZに挑戦する、がちんこレビュー勝負。

そして、レビュー対象となるカセット作品のタイトル選出、勝敗判定を行うレフリーを担当するのは、the sign magazineのクリエイティブ・ディレクターを務める田中宗一郎。


ボーイズ・エイジのKAZ、音楽評論家、田中宗一郎による三つ巴のクロスレビュー・バトルははたしてどんなドラマをもたらすのか。


なお、勝敗の判定軸は「とにかく面白けりゃいいんじゃない?」とのこと。乞うご期待!

そんな新連載に向け、先日KAZとthe sign magazine、そしてSILLYのメンバーでクロスレビュー対象作品を物色しに出かけたのは、日々その注目度が増す中目黒『waltz』。


レビュー作品はメジャー/アンダーグラウンド、新作/中古問わず、とにかくカセットテープであればOK!というスタンスでセレクトすることに。

「CDは高いからあんまり買わなかった」「コンポについているカセットデッキを使っていたから、自然と、自分の作品がカセットになった」というKAZに、連載への意気込みに代えカセットテープの魅力を訊いてみた。


「カセットって、ジャケットをスキャンして文字がつぶれちゃってるものとかあるじゃないですか、それに背中にバーコードがあって、すっごくダサかったりする。でもそこがいいんですよ」


カセットへのややひねくれた愛を語りながらひたすら作品を選ぶKAZ。


ロッキング・オンやスヌーザーを読んでいたというwaltz店主と当時の裏話にふけるthe sign magazineクリエイティブ・ディレクターの田中宗一郎。


リアル店舗だからこそのゆるやかな時間が過ぎ…

「おっ、いいじゃん!」「いちばん好きな作品なんで」と作品が決定!


こうしてセレクトされたレビュー対象作品とは? そしてミュージシャン vs 音楽評論家、そのレビュー対決はどんなものになるのか!?


「BOYS AGE presents カセットテープを聴け!」第1回は、こちら。みんなで読んでね!

ボーイズ・エイジの最新作『The Red』はLAのレーベル〈デンジャー・コレクティヴ〉から。〈バーガー・レコーズ〉はじめ、世界中のレーベルから年間に何枚もアルバムをリリースしてしまう多作な作家なので、詳しいディスコグラフィは上記のサイトをチェック。

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