「ラップ続けてると、いいことあるよ」 YOUNG JUJU ソロアルバム前夜 | 後編満を持して登場したYOUNG JUJUのソロアルバム『juzzy 92’』。直前にはKANDYTOWNのメジャーデビューアルバムも発売され、注目が集まっているタイミングでのリリースだ。今まで(もちろんこれからも)“KANDYTOWNのYOUNG JUJU”であった彼にとって、ソロアルバムはどんな意味を持つのか。2016.11.24 10:00
「今を生きる、本気で自分の音楽を作る」 YOUNG JUJU ソロアルバム前夜 | 前編KANDYTOWNのメジャーデビューアルバムのリリースからわずか21日後。KANDYTOWN 5CITY TOURの最終日に、メンバーのひとりであるYOUNG JUJUのソロアルバム『juzzy 92’』がリリースされる。「とにかく時間がなかった」と話す本人の言葉とは裏腹に、意外なほど堂々として落ち着いた“正直な”作品がそこにあった。ファーストアルバムでここまで自分のラッパー像を作り上げてしまえるのかということにまず驚いたし、それだけKANDYTOWNという土壌は強かったのか、とも感じさせられた。こういったインタビューでは基本的に“作品を褒めるのが当たり前”だが、そういうメディアの状況そのものがつまらないので、もっと批評してもいいというひねくれた気持ちが少しはあった。でも、『juzzy 92’』は本当にいいアルバムだった。2016.11.23 10:00
「BLIND BARBER 東京」オーナーに聞く、バーバーカルチャーの潮流とは(※追記あり)※以下の記事で紹介されている「BLIND BARBER 東京」は、残念ながら急遽出店中止となりました。公式な説明はこちら。(2016.12.16追記)クラシックヘアの流行からバーバーショップカルチャーのムーブメントが起こり、ここ数年で男の身だしなみはサロンからバーバーが主流になった。個人的にこの流れはクラフトビールやサードウェーブコーヒーのムーブメントに近いものを感じる。日常生活に溶け込んでいた馴染み深いものを“今”の感性で再定義していくようなビジネスを20代~30代の若い世代が成功させてるなぁ、と。日本のバーバーといえば「床屋」なわけで、そこに音楽やファッションなど様々なカルチャーを掛け合わせた新しいスタイルのショップが次々と生まれている。そんな中で飛び込んできた、NYの「BLIND BARBER」日本上陸のニュース。BLIND BARBERは、今NYでいちばん勢いのあるバーバーだ。しかも、その「日本上陸」を水面下で動かしているのは、神戸にある「MERICAN BARBERSHOP」の代表・結野多久也さん(写真・左)だという。「BLIND BARBER」ってなんなのか? それを日本でやる意味ってなんなのか? 気になることをストレートに聞いてみた。2016.11.18 10:00
「僕の洋服で、愛が増えたら」 謎のブランド「SYU.」デザイナー小野秀人インタビュー(後編)「究極の話、自分の作った服を売って稼いだお金で、人の作った服を買いたいんです。自分のブランドの服ばかりを着ているんじゃなくて、やっぱり、尊敬するデザイナーの服を着たい。ファッションが好きだから」昨年デビューしたばかりの新進デザイナーズブランド「SYU.」を手がける小野秀人は、そのユニークなバックグラウンドがコレクションに大きな影響を与えている。芸能活動、ストリートで話題をさらったソックスブランドの仕掛け人を経て、満を持してファッション界に正面から切り込むコレクションを発表。今季で3回目のシーズンとなる彼に、これまでのキャリアやデザイナーとしての野望を等身大の言葉で語ってもらった。2016.09.13 10:00
「僕の洋服で、愛が増えたら」 謎のブランド「SYU.」デザイナー小野秀人インタビュー(前編)「タクシー乗って、食べたいもの食べて、好きなもの買って、遊び放題みたいな状態でした。でも、あるときからそれに幸せを感じなくなってしまって。別にお金があるからと言って、モテるわけでもなく(笑)」昨年デビューしたばかりの新進デザイナーズブランド「SYU.」を手がける小野秀人は、そのユニークなバックグラウンドがコレクションに大きな影響を与えている。芸能活動、ストリートで話題をさらったソックスブランドの仕掛け人を経て、満を持してファッション界に正面から切り込むコレクションを発表。今季で3回目のシーズンとなる彼に、これまでのキャリアやデザイナーとしての野望を等身大の言葉で語ってもらった。2016.09.12 10:00
“大きいサングラス”といえば「INARI」。デザイナーINARI TSUCHIYAの頭の中ファッションが好きで、サングラスをかけることに抵抗がない人なら、「INARI」というブランドを聞いたことがあるのでは? “オプションではなく、主役になるサングラス”をコンセプトに、ビッグフレームのアイコニックなデザインがアーティストやモデルの目に止まり、ブランドは5年目。今年はメインとなる「INARI EYEDENTITY」に加えて新ライン「THIS by INARI」をスタートさせ、全国を回るポップアップツアーを展開、さらに東京ではフォトエキシビジョンも開催された。クラシック、スタンダード、定番、そんな言葉がファッション界の“バズワード”になり、気づけばファッションが紋切り型になってしまった気もする今日この頃。時代を反映すること、そして逆に反映しないこと(自分のスタンスやアイデンティティが揺らがないこと)。その両方を持っている数少ないブランドのひとつとして、デザイナーのINARI TSUCHIYAに、今考えていることを聞いた。2016.08.25 10:00