「waltz」がオリジナルのカラーカセットテープを発売

Kazumi

ギズモード・ジャパン、ルーミー統括プロデューサー / クリエティブディレクター。
元SILLY(サイバーエージェント)、ギズモード編集長。MTV JAPANディレクターなどなどを歴任。

予想を上まわる反響で、あちこちで「読んだよ」と声をかけられた中目黒のカセットテープ屋「waltz」紹介記事。これでカセットテープの古くて新しい魅力を再発見した人も多いはず。

そんなwaltzが、カラーテープ(グリーン/オレンジ/イエロー)を限定発売。

片面3015分、両面で6030分。とある業者の倉庫に眠っていたものを偶然発見。各色50本、合計150本にオリジナルインデックスをつけて甦らせた特別仕様だ。定価300円で、すでにかなりの勢いで売れているらしい。


仲間内では、ミックステープと勘違いする輩も多かったけど、このまま再生しても「サーッ」とヒスノイズが聴こえるだけの録音用カセットです(まったくの無音じゃないところにまた趣が)。また通常の録音用テープと違い、このカラーカセットは録音防止用の「爪」が折れた状態なので、録音の際にはセロテープを貼る必要がある(この意味がすぐにわかる人はカセットテープの原体験がある世代)。

かつては田舎の電気店でも買えたカセットテープも、今では手に入りにくい貴重品。それがこんなカラフルなルックスだったらよりいっそう愛着が増すというもの。

おれはこれで最近どハマりしているラジオ番組『Travelling Without Moving』をエアチェックして、自分だけのアーカイブを作ります。

いまから楽しみすぎる。

「waltz」の写真と動画 : photo by YUKI ISHIDA  video by Ryo Oguchi


追記 : 「waltz」オーナー角田太郎さんが3月24日(木) 20:30よりSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(ここもいいお店だよね...)でトーク・イベントに出演。元マガジンハウスの編集者で、インディペンデントファッション誌『PLEASE』編集長の北原 徹さんとの対談による「2016年の“就職しないで生きるには”」。詳しくは下記へ。


追記2 :  カセットテープが両面60分と記載されていましたが、片面15分、両面30分の間違いでした。謹んで訂正申し上げます。大変申し訳ありませんでした。

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