「厳つい奴らが『殴りあうんじゃないか?』と思うような緊迫感の下、マイクで戦うというコンテンツは、下手な格闘技より面白いと思っていたし、いつかテレビに送りたいなって」(SWITCH11月号「みんなのラップ」特集号より)。
弊社サイバーエージェント代表、藤田晋の「フリースタイルダンジョン」に関する熱いコメントに、思わずグッときてしまった秋の夜長。興味深いイベントのニュースが飛び込んできた。
AbemaTVで「ダンジョン」の特番が最高ビュー数を叩きだし、徐々にバトルというスタイルも市民権を獲得しつつある中、フリースタイルのラップバトルではなく、ビートメイカーたちが制作するトラックのクオリティーを競いあう「BEAT GRAND PRIX Vol.1(ビートグランプリ)」が開催されるというのだ。
今年は、『DMC』世界大会で日本代表のDJ YUTOがシングル部門で世界一に輝くなど、日本人DJのスキルの高さに注目が集まっているが、ビートメイカーたちの作品クオリティーも世界水準に到達しつつあることはもっともっと知られてもいい。
作曲センス、機材の知識、ミキシングからマスタリングといったトラックメイキングのスキルにスポットをあてるこの試みに注目したい。海外ではこのビートバトルのスタイルはすでに普及していて、こんな感じでプレゼンテーションされている。
サウンドによるガチなバトルスタイルとMCの盛り上げが楽しい。純粋にサウンドのグルーヴを楽しめるところもクールだ。
ちなみに、11月26日(土)16時より、ビートグランプリファイナルの模様が「FRESH!」で生放送されることが決定している。
OTAIRECORD presents BEAT GRAND PRIX Vol.1(ビートグランプリ)概要
- 総合司会:YOU THE ROCK
- ジャッジ:Watusi(COLD FEET)、DJ BAKU、DJ MOTIVE、呂布カルマ、OWLBEATS
- ゲストLIVE:RAMZA、OWLBEATS
- 開催場所 : Club JB's
内容 : 1対1でトラックメイカーが2曲ずつ曲(1曲あたり1分15秒程度)を掛け合う。
MPC(サンププルパッド)等を使ってその場で演奏するのでなく、ひたすら曲をプレイし、審査員がビートのオリジナリティ、完成度、ミキシング、マスタリングの技術などで総合的にジャッジし、勝者を決定。
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