いささか大げさなタイトルだが、すくなくとも人生観ぐらいは変えてくれそうな店員さんが東京にはたくさんいる。
そんななかでも、この人はキャラが立ちすぎていると断言したくなる、選りすぐりのショップをセレクトしてみた。みなさん、髭面率高めで(笑)いささか強面ですが、「SILLYで見たよ」と話しかけると気さくに応じてくれるはず。たとえ、買うものがなくても(買ってあげてほしいけど)、また訪れたくなる……そんな都会のオアシス的な愛すべきショップを今後も追いかけていきたい。
「洋服屋っぽくない洋服屋にしたいっすねと話すのが、この店の店主・カラアゲおじさんこと高橋優太」
「プロスケーターのシンゴ君が仲間と始めた、(たぶん)日本一狭いスケートショップ『THE 1st SHOP』。見ての通りスペースは1帖に満たない」
「店の前ではオーナーの“Yok(ヨック)”の愛称で呼ばれている横瀬裕貴氏が日光浴をしながら煙草の煙を上げて待っていた。『おはよ〜! いい天気で気持ちがいいね〜』なんて言いながらワッツアップを済ませて僕も煙草に火を付けた」
「あ、どうも。冨手さんですか? はじめまして。代表の西森友弥です。天気いいんで、窓全開でくつろいでました。といってもまあいつもこんな感じですが(笑)コーヒーでも飲みます?」
「TOMMY君とは何度もやりとりしたことがある。だが『さて……』と改まってまじまじと目を見つめると、眼力がハンパじゃないことに気づかされる」
「リョウさんのこのソフトタッチな応対こそが、このBARの居心地の良さに直結しているんだと思った。大抵のことには動じそうもないし、変なアクの強さとか強烈すぎるエゴもない、淡々としてるが安定の心地よさ。そんな人である」
「取材の日、店にいくと店主のJohnさんはすでにほろ酔いだった。“あんたもなんか飲まないの? 俺なんか客が誰もいなくても1人で飲んじゃうけど”」
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