本日リリース。LOWERCASEがプロデュースする限定ダイバーズウォッチ | 追記あり

Kazumi

ギズモード・ジャパン、ルーミー統括プロデューサー / クリエティブディレクター。
元SILLY(サイバーエージェント)、ギズモード編集長。MTV JAPANディレクターなどなどを歴任。

国産メーカーとクリエイターがコラボした腕時計は数あれど、現状ではこれがベストなチョイスといえるのでは。

梶原由景氏率いるLOWERCASEが、1975年に発表されたSEIKOの外胴プロテクター付ダイバーズウォッチをタウンユースにリアレンジしたシリーズ「PROSPEX DIVER SCUBA Limited Edition Produced by LOWERCASE」。

見た目に特徴的な外胴プロテクターはセイコーダイバーズウォッチのお家芸ともいえる仕様だ。このユニークな円形プロテクターは過去にもチタンやセラミックなどを採用し、ただでさえ堅牢なダイバーズウォッチの耐衝撃性を問答無用なレベルにまで高めてきた。しかもゴツくなりがちなダイバーズウォッチを国産プロダクトらしい繊細なテイストで料理し、デザイン性と機能性のバランスを両立させてきた匠の技なんである。

PROSPEX DIVER SCUBAは、そんな伝説の1975年外胴プロテクターモデルを2016年の都市生活者に使いやすいコンパクトサイズにブラッシュアップし、通勤、通学、スポーツなどでおこりうるさまざま衝撃に対応するアイコニックなモデルとしてまとめあげている。

基本、普段使いを想定しているが200m空気潜水対応の本格派でもある。

たかが時計。されど時計。個人的な腕時計への遍歴を披露すると、最初は時計に対する知識が未熟なままヴィンテージのロレックスを一念発起して購入→一発で風防(ガラス面)を破壊(号泣)→丈夫そうな軍モノに走り、アーミーウォッチをコレクション→年代モノだったため、さほど頑丈でなくけっきょく風防を破壊→やはり古い時計は自分にはあわない...とサファイアガラスのApple Watchを購入→ドリルでも傷つかない硬度に満足感するも、24時間ひっきりなしに送られてくる仕事関連のメッセと、ここぞというところでの充電切れの恐怖に苛まれやや倦怠期(←今ココ)。

ビジネスシーンではともかく、オフはシンプルで使いやすい時計が欲しい。でも、ありきたりなものでは満足できない。

よって狙うはFREEMAN SPOTING CLUBの400本限定別注コラボモデル。

しかし、予約分はあっという間に売り切れとの情報を得て、6月10日の発売日、つまり今日という日を待ち続けていた。もし今から行っても手に入らなかった場合は(殺到した場合は抽選となるらしい)、通常の5モデルのうちブラックがいいかな、と思う次第。こちらは6月24日に各3,000本限定発売される。


それでは、買いに行って参ります!


(追記:見事に完売でした!)

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