おそらくテスラ以降ということになるのだろう。電気自動車、自動運転車といったテクノロジー革新をきっかけに自動車産業も追い風にのりつつある昨今。都内の独身通勤者にとって自転車という移動手段は、まだ捨てがたい魅力がある。
そんな街の自転車乗りにフィットするウェアがnarifuri(ナリフリ)。来年で創業10周年を迎える老舗ブランド。その特徴は自転車に乗ることを想定した機能性と街に溶け込むデザイン性を両立したファッションブランドである点だ。
例えば、創業以来の定番アイテムであるプルブレーカー。斜めに入った止水フードジップはフルアップしてもメタル部分が口に当たらず、サイドへ伸びるジップは雨風の影響を受けにくいプルオーバータイプながら、着脱のストレスにならないよう絶妙な位置に配置されている。
これらの定番アイテムがいつまでも人気であり続けるのも、narifuriが10年間少しづつUPDATEし続け、完成度をあげてきた賜物だという。
ちなみに神宮外苑にある自転車マニアの拠点RATIO&Cに行って、2016A/W新作の展示会もチェックしてきた。この自転車マニアのためのオアシスはブリヂストンサイクルによるコンセプトショップで、narifuriの一部商品の販売も行う。ここで展示会を行ったのは協業ブランド「HELMZ」をリリースしたりなど両社の関係性がもともと深いことからきている。
RATIO&Cでは、オリジナルバイク『BRIDGESTONE NEOCOT』の組み立て・販売が行われ、さらにONIBUSのコーヒーカウンターがインショップされスペシャリティコーヒーが楽しめる。
気になったのは、自転車にのることを考慮されたスーツのシリーズ。ストレスなく自転車に乗れ、急な雨にも撥水加工が対応する。それでいて、一流のテーラリング技術が施されている。ちょっとした外しを狙うもよし、リアルにコミューター(通勤)用として、スーツで自転車のスタイルで通うもよし。暑くなる前にこのスタイルはありなんじゃないいでしょうか?
さっそく、恵比寿のフラッグシップ・ショップもチェックしてみよう。
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