ブルックリンのデザインスタジオ「The Fort Standard studio」が、今までにはない奇抜なデザインの栓抜きを考え出した。
20の面でできた多角形のデザインだけど、きちんとオープナーとして機能していて、どの箇所を使っても栓を抜くことができる。これがキッチンやダイニングテーブルに置いてあっても、だれも栓抜きだとは思いもしないだろう。
遊びに来た友人が、間違えて飼い犬に投げても文句は言えない。
ブロンズ素材で作られたこのプロダクトは、実は3Dプリンターで作られている。3Dプリンターが、3次元空間で最大の面数を持つ20面体の複雑な形を、美しく形成できることを証明していると言えよう。
The Fort Standard studioは、ほかにもデザイン性が高くかつ機能的なプロダクトを手がけている。
グレゴリー・バンテインとイアン・コーリングスのふたりから成るチームは、セラミックやメタル、石や木などの普遍的な素材を、近代的な加工方法でスタイリッシュな日用品に昇華させているのだ。
「20の面を持ったこのボトルオープナーは、どの面もボトルオープナーとして機能する。すなわち、これひとつに60のボトルオープナーが付いているということになる。テーブルの上に置いて、眺めたり使ったりして楽しんでほしい」と製品説明にあるように、実用的でクールなアートピースとして、暮らしを彩ってくれるに違いない。
source:The Fort Standard studio
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