写真家/映画監督ラリー・クラーク展覧会/販売会のオープニングパーティに潜入

世界的に活躍する写真家で映画監督のラリー・クラークの展覧会/販売会「TOKYO100」が、本日から開催される。


ニューヨークからはじまり、東京が最後になる展覧会/販売会では、彼の代表作である『KIDS/キッズ』『BULLY/ブリー』『ケン・パーク/Ken Park』『ワサップ!/Wassup Rockers』などの代表的な撮影シーンや、『Supreme』のカレンダー撮影の撮り下ろしポートレートなどを間近で見ることができ、さらに購入することができる。


SILLYでは、今回この「TOKYO100」開催にあたって来日したラリーにインタビューを敢行。

「ここにあるのはすべてオリジナルのヴィンテージプリントだ。俺は現像してもらった写真を見て、100枚くらいのなかから1枚選んで大きく引き延ばし、ギャラリーに1万ドルとか1万5000ドルで売っていたんだ。これらは当時のオリジナルのヴィンテージプリントで、80年代前半から『KIDS』(1995)の4年前くらい前から撮影したものだ。俺は『KIDS』の4、5年前からスケーターを撮っていたからな。いや、もっと前かもしれない。『KIDS』や『ケン・パーク』のアイディアを得るために、キッズの撮影をして準備していたんだ。『BULLY』とかね。だからスペシャルな写真なんだ」


……このインタビューの全文をまとめた記事は絶賛執筆中のためもうしばらくお待ち頂くとして、本日、ラリーを迎えたオープニングパーティに、Snapchatで潜入した様子を速報で公開!

今まで撮りためてきた写真たちをどうしようかと思案していた、御年73歳のラリー。彼は、美術館へのアーカイブ寄付やオークションで売るのではなく、今までのキャリアを支えてきてくれた多くのファンや友人に自分の作品を持っていてもらおうという熱い思いで、この展覧会をはじめることにしたそう。

「TOKYO 100」では、大きな木製のクレートをギャラリーの中央に設置し、中に写真を積み上げオーディエンスに見せていた。作品は主に、薬局や一時間プリントでラリー・クラーク自身がプリントをしたもので、102×152mmのカラープリントを各15,000円で販売する。


ラリーへのインタビュー後にもらったスペシャルメッセージも公開中!

オープニングイベントでは、ラリー本人も在廊し、ファンとの交流を楽しんでいた模様。

LARRY CLARK 「TOKYO 100」

会期:9月23日(金)〜 30日(金)

12:00-19:00(*会期中は日曜日も開廊)

場所GALLERY TARGET


Interview : Thumper Jones

Coordinate : Yoshida Pierre

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