iPhone 7のジェットブラックは破壊しながら使え。死にやしない。


iPhone 7において最も注目されているカラーは、間違いなくジェットブラックだろう。


Apple Online Storeでは予約開始数分ですでに2〜3週の入荷待ちとなり、現時点では11月以降の到着と予想されているし、携帯ショップに至っては、予約番号1番でも「年内の入荷は厳しい」との連絡がはじまっているらしい。 


エレガントな高光沢が特徴のこのジェットブラックは、アップルが公式サイトにおいて傷つきやすさをアナウンスし、傷が気になる人にはケースの使用をあらかじめ勧めていることも話題のひとつだ。


しかし、ケースをつけてはジェットブラックの質感を楽しむことができないということもあり、クリアケースや、(冗談で)サランラップの利用を勧める声も上がっているようだ。


だが、今回SILLYがおすすめしたいのは「再生と破壊」スタイルだ。その実践方法は以下のとおり。 


1.ジェットブラックのiPhoneをケースに入れず裸で使う。 

2.「Apple Care+ for iPhone」に加入する。 

3.ジェットブラックのiPhoneはどんどん傷ついていく。もしかしたらたまに落として画面が割れる。全損する。真っ二つになることもあるかもしれない。 

4.「Apple Care+ for iPhone」のサービスを使い、Apple Storeで修理してもらう。 

5.ピカピカのiPhoneを手にし、再び高光沢のジェットブラックの質感に直に触れ、日々を過ごす。 


新しくアップデートされた「Apple Care+ for iPhone」は、保証とサポートがiPhoneの購入日から2年間に延長されるだけでなく「過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、画面の損傷は1回につき3,400円(税別)、そのほかの損傷は1回につき11,800円(税別)のサービス料で最大2回まで受けることができます」という内容となった。


これを利用してガンガンiPhoneを使いこなし、壊れたら修理・交換をすればいい。そういうスタイルだ。 


かのスティーブ・ジョブズは、かつて『ニューズウィーク』誌のインタビューにおいて、インタビュアーがiPodをケースに入れているのを見るやいなやケースを外すように促した。「僕は傷がついたステンレスも美しいと思う。僕だって来年50歳だ。傷だらけのiPodみたいなものだよ」と話したという。そしてiPhone 4のアンテナゲート時の記者会見においても、ジョブズはiPhoneを裸で使っていることを示した


ケースに隠れて見えない、直に触れることのできない高光沢など存在しないのと同じだ。生きているのに死んでいるようなものだ。 


先日フランク・オーシャンがリリースした2016年最大の話題作『ブロンド』にも参加している日本人ラッパーKOHHは、2015年作『DIRT』でこうラップしていた。もちろんこの記事を読んでいる皆様はご存知のことだろうが、最後にあえて引用しておきたい。 


「諦めたら生きてるうちに死ぬ / 死ぬまで生きれば絶対死にやしない / 生きながら死んでるのが本当の死体」(死にやしない) 


 「再生と破壊」(Living Legend)

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