ファッション業界に溢れるコピー商品に問題提起!! スタイリストが「あの事件」を振り返る 去年の秋頃、ある取材で知り合ったスタイリストが、数年前にファッションWEBマガジン「HOUYHNHNM」のブログで書いたエントリーについて、ふと語りだした。【ファッション業界の方々へ一読ください】コピー商品について(2014-12-02)アパレル業界に跋扈するコピー問題に対して率直な意見を述べたこのエントリー、掲載当時は1日の閲覧数が3、40万を記録。また、Facebookでも6,000シェアという数字を叩き出している。折しも、2016年は大手ネットメディアによる剽窃問題が世間を揺るがした。年が明けたいま、あらためてネットメディアの問題を振り返る意味でも、「こんなことやってたらファッション業界がダメになっちゃいますよって気持ちも込めて書いた」という森俊輔の言葉に耳を傾けてほしい。2017.01.04 10:00
「吸えないなら構わない」スタイリスト・石川顕が語る喫煙文化とセレクトショップのことスタイリストの石川顕さんが手がけた「KRAFT PUNK」なるスペースが、正直すごい。 今年の4月末にニューオープンした新宿のBEAMS JAPAN4階フロアの一部に出現した空間で、POPEYEでも連載を持つ3D造形グループ「ゲルチョップ」に、サコッシュブームの立役者である〈山と道〉、デニムへのこだわりが尋常ではない〈オアスロウ〉などなど。名うてのクリエイターたちを集め、好きなことをやらせて、できあがった作品を陳列、販売しているのだ。 この「KRAFT PUNK」について別メディアで取材した際、石川さんは新宿という街自体が、あらためて面白いのだと語っていた。中目でも池尻でもなく、もちろん渋谷でも原宿でもない。いま、あらためて新宿のどこに惹かれるのか。 今回、取材先に選んだのはBEAMS JAPANから徒歩数分の場所に位置する「珈琲タイムス」。当然、喫煙可。実は、前日にも別件取材を同店で受けていたそう。そうして、大先輩は紫煙を燻らしながら、喫茶店や喫煙文化、セレクトショップ、東京や地方についてで、語ってくれた。2016.10.13 10:00