この週末からNYもすっかりお祭りムード。
それは何故かというと、独立記念日が月曜日にあるのでそれに合わせて、キャンプやらバーベキューやら、町中みんなどう楽しむか本気で悩む大人たちで溢れておりました。
今回はそんな浮かれモードの大人にもオススメしたい、Patrick(パトリック)について。
個人的にはイタリア系ファッションの人が好む、という個人的な先入観を持っていました。
今でもPatrick(パトリック)のポリシーとして、機械だけに頼った生産ではなく、手作業による工程にこだわっていることも評判のひとつです。彼らは熟練した職人の作業こそ靴の履き心地に大きく関わるとしており、職人への大きなリスペクトが感じられます。
Patrick(パトリック)の歴史は今から100年以上も前に遡り、1892年フランスで靴作りを始めた職人Patrick Benetauがその息子たちのために靴を作ったことがきっかけで、スタートしたブランドなんです。
1863年にイギリスで世界初のサッカー協会が設立され、サッカーが新しいスポーツとしての注目を高めた時期、フランス国内でも徐々に広まりつつあったサッカーにパトリックは閃きを感じました。
そうだ、サッカーシューズを作ったら多くの人に使ってもらえるんじゃないか。
そう考えたパトリックが作った靴は履き心地の良さから評判を得て、フランスのスーパースター、ミシェル・プラティニへのシューズ提供するまでに至ります。
意外にも、ブランドイメージとして定着してしている2本のラインは、ブランド設立80年が経過してからなんです。
“日本の工場で、日本の職人が作ること”が大切だとし、日本の技術力を高く評価したパトリックは1990年から、フランスの技術を受け継ぎながら日本人の足に合ったスニーカーを研究し、生産しています。
あくまでお客様目線であることが、パトリックの最大の魅力ですね。
そういえば。
先週末、マンハッタンのMacy'sの前では、ひとりの若者が4人のお尻を飛び越えて、お金を集めていました。
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