スニーカーのススメ|12 〜スペルガ編〜

夏といえば、夏休み。私はちょっと変わった学生時代を過ごしているので、夏休みだなーと実感した思い出といえば、当時通信教育のスクーリングで京都に通っていた時、観光する時間など殆どなく。。図書館の閉館時間まで缶詰だったあと、外に出ると空気が夏の心地良さだった匂いを思い出しました。水々しい夏の緑の匂い。京都の夏が恋しいです。

みなさん、楽しんでますか、夏。

今回は特にリゾート地で見かける、SUPERGA(スペルガ)について。

実は私のお母さんがSUPERGA(スペルガ)スニーカーの大ファンで、キャンバス地のアッパーを採用した、定番モデル「2750」もう何十年も愛用し続けています。ソニープラザで発見してからというもの、こんな履き心地のいいものは無いと、セールされる度にまとめ買いをしておりました。

SUPERGA(スペルガ)は1911年、当時タイヤなどのゴム製品を扱うウォルター・マティーニ社が、1925年にSUPERGA(スペルガ)と名付けられたスニーカーを発表したしたことに始まります。実は100年にも届く、老舗ブランドなんです。でも1号店がイタリアに出したのは以外にも2004年。しかし今では100店舗もイタリア国内にあるのだから驚きです。

最初はテニスシューズのブランドとして始まりました。

ちなみにSUPERGA(スペルガ)というブランド名にはSUPER+GA「スーパーゴム」という意味なんですって。

70年代から80年代にかけては、当時のトップテニスプレーヤーであるアドリアーノ・パナッタ(イタリア)やディック・ストックトンのシグネチャーシューズも開発するなど、テニスに特化したブランドとしての位置を確固たるものとしました。

その後、1951年にF1などにも精通したイタリアを代表するタイヤメーカーであるピレリ社の傘下に入ったことで、約20年で、200万足程度だった生産数が、6倍の1200万足までに。ゴム社会はやっぱり強い。

設立後は、バスケットボールなどスポーツスニーカーも開発していましたが、今ではファッションイメージの方が強いかもしれませんね。

さすがイタリア発祥スニーカー。キャンバス地でもどこか洗練された、大人のスニーカーというイメージです。

クラシックな定番モデルの2750をベースに様々な形が発表されていますが、色だけでも23色も展開があるというのには驚きです。

そういえば。

こないだセントラルパークでのんびりしていたら、着ていたサロペットをバスケキッズに褒められました。いきなり。

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