スニーカーのススメ|03

NYの街は舗装されていないことが多いので、とにかくスーツでもスニーカーを履く人が多いです。

(スーツを正直あまり見かけないことは置いておいて)

アメリカと言えば、NIKEもそうですが、New BalanceのNマークが目に付くことが多いです。今日はそのNew Balanceのススメ。


かのラルフローレンが[雲の上を歩いているような靴]と評価したことでも有名なほど、履き心地に重点を置いているブランドです。

マラソンでも有名なボストンでNew Balanceは1906年に創業し、工場も本社もボストンが拠点。数あるスニーカーメーカーでも珍しく、アメリカやヨーロッパでの生産にこだわることから、他に比べ高価なのはそれが理由です。

創業してからの約50年間、足が不自由な人向けに、矯正靴やアーチサポートを主に作るメーカーとして人々の生活を支え、同時にランニングシューズも作るようになります。その後、アーチサポートをスニーカーに入れ、体と靴に”新しいバランス”をつくるということから、”New Balance”というブランド名がつけられました。

New Balanceの名前が広く知られるようになったのは、60年代後半に開発された、インステップ・レーシングという独自の技術を駆使した設計デザインによってです。

これは、身体への負担がないよう限りなく足の自然な状態をスニーカーデザインで、今でも続く経営理念です。

それまでのスニーカーのフィット感はヒモやアッパーの締め付けから得られるもので、足を自然でない形のままキープするため、それを解放するための研究開発が基盤になっています。

私はすこぶる賛成です。スーツにネクタイ、スニーカー。


そう、Underworldのライブで底の光るスニーカーを履いている人がいました。


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