机の上に穴が開いている?いや、これは紙の上にかかれた穴の絵だ。有る一定の角度から見ると立体的に見える「アナモルフィック」を使って描かれた穴のイラスト。どこまでも深く落ちてしまいそうな、なんとも不思議なイラスト。
このイラストの描き方が公開されていると知ったら、ソレを知りたいと思わないかい?
フリーランスのデザイナーであるJonathan Harrisさんは、YouTubeでイラストを描いていく様子を公開している。今回紹介させてもらうのは「穴」の絵。コレがいったいどうやって作られていくのだろうか。
答えはこうだ。穴の下絵は有るものの、フリーハンドで描いていく穴。完成して、ある一定の角度から見ることで深い穴となる。この絵の描き方をポイントごとに紹介していこう。
まず、放射線状に線を描いていく。この時点で、「吸い込まれる」感がすごいでているんだけど、コレは真似して描くしかないかな。画面をキャプチャーして模写すれば良いと思う。
そのあと楕円を描いていく。だんだんと大きくなっている感じ。
そして市松模様のようにいろを埋めていく。
つぎに、細部まで塗り込んでいく。コレによりきっちりしたものに見えるのだろう。
そして影を描いていく。
ここまで来ればほぼ完成。影はグラデーションをつけて、穴の部分は真っ暗にする感じだ。
今回のイラストを描いているJonathan Harrisさん。他にも色々なイラストをYouTubeで公開している。どれも結果はアナモルフィックになっていて、「スゲーな」のヒトコト。出来れば下絵の描き方も教えて欲しいものだ。
それとも、いつの間にかアナモルフィックが描けるようになるのだろうか。ドローイングレベルの高い人はきっと後者なのだろう。
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