渦巻き状に強烈な突風が吹き荒れる竜巻。
この竜巻を人工的に発生・制御する人工竜巻発生装置。気象を自在に操れちゃうなんてSFみたいでかっちょいい。
小さな竜巻を起こす実験は、夏休みの自由工作ネタでみたことがあるけど超でっかい竜巻を作ったらどうなんのかな?
こちらの建物は、カナダの発明家Louis Michaudが作った発電用人工竜巻発生装置のプロトタイプ。
彼は、人工で作った竜巻を制御してそのエネルギーでタービンを回して電気を作る方法を長年研究しているんだって。
温度差や空気の流れを制御することで、竜巻を作る人工竜巻発生装置。
この装置のプロトタイプでは、底辺で回転しながら空気を熱して竜巻のもとにしている。
空気の温度や取り入れる量を制御することで竜巻の勢いや発生を調整するんだって。
将来的には、
従来の火力発電や工場等の排熱を熱源としてこの装置の竜巻を作るエネルギーに使用することを目標としているとのこと。
めっちゃ夢のある発明だけどエネルギーの大きさと竜巻の大きさは比例するみたいなので、すぐに実用化されるのはちょっと難しそう。
こちらは、ドイツのメルセデスベンツ博物館の世界一の高さの人工竜巻。
火災発生時に建物の中の煙を竜巻で一気に集めて排煙できる、実用的な人工竜巻発生装置だ。
ライトアップして竜巻ショーも楽しめちゃう。
人工竜巻発生装置って案外色んな使い道あるんだなあ。
source:Atlantic LaughingSquid Atmospheric Vortex Engine
(kyoko)
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