インターネット上にPCやスマホ等様々な機器からアクセスできる仮想の墓地のようなSNSを作るアイデア、RipCemetery。
故人のアカウントをSNS上に作り、故人の写真や動画・音声等をアーカイブ。
花を供えたり、公開された故人のアカウントをフォローしたり、メッセージを送ることもできる。
ジオロケーション機能で現実のお墓の位置を掲載しリアルお墓参りもナビゲート可能だ。
公開範囲も設定することができる、愛する人の思い出を共有し故人を偲ぶためのSNS。
INDIEGOGOで今月4月10日まで資金を募集していたけれど、残念ながら目標の$23,000には届かずキャンペーンは終了している。
物理的な場所や時間を問わず、いつでもアクセスできるインターネット。
故人への記録や思い出を新鮮なままで共有するのにとっても相性がいい。
RipCemeteryのようなSNS形式ではないけれど、探してみると意外とインターネット墓地やオンラインお葬式のサービスは実用化されて運営されている。
日本でもネットお墓参りができるサービスが数年前から運用されているし、リモートお墓参りサービス(お墓参りを中継してくれる)やアプリの中にバーチャルなお墓を作って携帯できるアプリや、仏壇をスマホの中に作れるアプリもあったりする。
海外でも、故人の記念碑のようなページをオンラインに残すようなサイトや遠方や時間の都合で葬儀に参加できない人のためのオンライン葬儀配信のサービスを行う葬儀会社がある。
便利で簡単に使えるテクノロジと死や故人を大事に思うことのとりあわせって、技術的には相性が良くても気持ち的にすんなり受け入れられないのってなんでだろう?
なかなか行けないお墓参りがめっちゃ身近で簡単にできちゃうサービス、いまのところはわたしはなんとなく抵抗感があるなあ。
なんでなのかじっくり考えてたら、めっちゃ具合わるくなってきた。
source:MOTHERBOARD RIP-Cemetery
(kyoko)
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