電気で色を変えられる金属

透明の液体に浸した金属に、電気を流すと次々色が変わっちゃう。

染料もないのに、いろんな色になるのがめっちゃ不思議。なんで?


これは、電解質の溶液に浸したチタンに電圧をかけて表面に酸化した被膜を被せているんだって。

金属を陽極にして電界溶液の中で通電し、酸化された金属が水の中の酸素と結合して表面に酸化物を残す陽極酸化っていいう方法とのこと。

この方法は、チタンの表面に見えている色を着色しているのではなく表面の被膜の光の反射で特定の色が強められて見えることによって色が変わって見えるんだって。

電界溶液の内容や、電圧、溶液に金属をつける時間をコントロールして、酸化物の被膜の厚さを変えることでチタンの表面の色を様々に変えることができちゃう。


こちらの動画は、チタン製のボディピアスの色を陽極酸化で変える様子。

高電圧はちょっと怖いけど、頑張れば自分でチタン製のものを好きな色に変えられちゃうのか!

すっげえ!

高い電圧を流すための装置と、電解質の溶液、わに口クリップ、ゴム手袋を用意すれば自分でもできちゃうかも。

ちなみに電解質の溶液は、コーラとかでもいいらしい

ただし、感電の危険もあるので試してみたい場合には安全対策をばっちり調べてからにしてね。

わたしはうっかり感電する自信があるから、まだちょっと高電圧はやめとこっと。

source: sciencealert  Debra Adams Painful Pleasures

(kyoko)

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