高速移動するゴキブリ型の六本足のロボからカタパルト発射で飛び立つ鳥形ロボット。
空と陸、得意な分野のちがう二種類のロボットのチームワーク!!!
この二つのロボットは、カリフォルニア大学バークレー校の Biomimetic Millisystems Lab で研究されているもの。
このラボでは今までに、動物の身体の動きやしくみをロボットの動きに応用したゴキブリロボや、羽ばたくロボット、ヤモリのようなロボットを今までに作っているんだって。
空に飛び立つのに、35~40°の迎角(翼の傾き)と1秒に1.3mの速度の助走が必要な約13グラムの鳥形ロボット。
一つのロボットに、飛ぶ機能や走る機能を詰め込むとしくみが増えて重くて複雑になっちゃう。
空を飛ぶなら、重さは軽ければ軽い方が断然いい。
じゃあ、飛ぶのに専念するロボットと走るのが得意なロボットで必要な時に分離・合体するチーム組んだら効率いいじゃん。
ってなことで、走るのが得意なゴキブリロボを動くカタパルトにして鳥ロボが飛び立つ仕組みを開発したんだって。
現在は、遠隔で飛び立つタイミングを操作しているけれど今後は自動でゴキブリロボから鳥ロボが離陸したり飛び終わってカタパルトに自分で戻ってきたりする仕組みを考えているとのこと。
合体ロボみたいでかっちょいいぜ!!!
ちなみに、この飛び立つ機能と走る機能を分離する前の研究段階でのオールインワンタイプのロボはこんな感じ。
めっちゃハイテクで最先端なロボなんだとは思っていても、バタバタしてる感じが玩具みたいでめっちゃかわいい。
今回登場したロボ、本物の生き物みたいで暗いところでカサカサしてたらわかっちゃいるけど、ゴキジェット片手に追いかけたくなっちゃう。
近い将来、生活の中に昆虫そっくりのロボットが増えたら虫嫌いの人はロボット苦手になったりすんのかな?
source:GEEK Biomimetic Millisystems Lab IEEEspectrum
(kyoko)
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