ふだんの写真撮影はすっかりスマホ頼みな今日この頃でも、昔ながらの銀塩カメラもまだまだ人気。いや、むしろ最近は世界的にも人気が復活。とくに、撮影したその場でプリントアウトできるインスタントフィルムの再注目振りには目を見張るほど。チェキの人気再燃に加えて、あのライカも新製品を出して話題を集めたのも記憶に新しい。コミュニケーションツールとしても実用的なのに加えて、プリントの独特の質感も人気の理由だろう。
そんなインスタントフィルムに新たなタイプが登場。黒×赤、黒×オレンジといった2色使いの“DUOCHROME”シリーズだ。なんでも、モノクロフィルムの原理を応用して開発されたのだとか。百聞は一見に如かず。どうだろう、このアートっぽい作風ときたら。カラーともモノクロとも違う写真がとっても新鮮で、今まで目にしことのない写真が撮れる。何気ない日常や人物を撮っても、かなりアートな写真になりそう。衝撃的な真紅もいいが、マンダリンカラーも味わい深くて捨てがたい。
発売元はIMPOSSIBLE。ポラロイド社がインスタントカメラ＆フィルム事業から撤退した2008年、そのオランダのフィルム工場を買い取り、現在までポラロイド文化を引き継ぎ続けてきたメーカーだ。この“DUOCHROME”シリーズは、IMPOSSIBLEが独自に開発したインスタントカメラやプリンターの他、往年のポラロイド社製“600”シリーズにも対応している。
IMPOSSIBLE THE I-1 ANALOG INSTANT CAMERA
3万8000円（税込）
2016年12月25日までのX'MASスペシャルプライス
B&O FILM FOR 600 DUOCHROME BLACK&RED
2,800円（税込）
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