インスタをレベルアップする秘密兵器、ミラーレスカメラ:OLYMPUS PEN E-PL8

Ayami Imanishi

会社勤めのライター兼エディター。おいしいごはんとお酒があればどこへでも。

写真や動画はスマホで撮るのがフツーのことになっているいま、カメラを持ち歩くのなんてナンセンスだと思っていないだろうか。そんなふうに感じている人にこそ使ってみてほしいのが、OLYMPUSのミラーレス一眼カメラ「OLMPUS PEN E-PL8」だ。


まず、なんといってもレトロなデザインがたまらない。もともと「OLUMPUS PEN」シリーズはコンパクトでお洒落なデザインでカメラ女子に人気だったが、今回は男性にも響くんじゃないだろうか。 

カラーはブラウン、ブラック、ホワイトの3色展開。革っぽい質感のボディや、ロゴの箔押し、ボディ上部のアルマイト処理、金属素材のダイヤルなんかは、昔のフィルムカメラみたいだ。 


とはいっても、こういうカメラで撮った写真や動画ってSNSにアップするのにパソコンからじゃないとできないんじゃ……。いやいや、最近のデジカメにはカメラ本体にWi-Fiが内蔵されているからその心配は一切不要。

 「OLYMPUS Image Share (OI.Share)」アプリを使えば、簡単にカメラ内の写真をスマホに保存できる。スマホよりもボケ味のある写真や動画をInstagramにすぐアップできるから、友達からの“いいね!”もたくさん付きそうで楽しみになる。  じつは、この機能は友達に写真や動画をわたしたいときにも便利。なぜなら、同じアプリを友達にインストールしてもらえば、友達もカメラから直接データを保存できるから。いちいちあとからLINEで写真を送る手間も省けるし、この使い方はかなりおすすめだ。

さらに、E-PL8はセルフィーにも強い。背面のタッチパネル式下開きモニターは180度回転可能で、モニターを下開きにするだけで「セルフィーモード」が起動する。あとは、スマホみたいに画面で写り方を確認しながら、画面をタッチするだけでOK。 しかも、このセルフィモードは、写真だけでなく動画も撮れる。


この“モニターが下方に180度回転する”のはミラーレスカメラではなかなか珍しい。レンズの下にモニターが来るから、画面をタッチする指が写真に写りこんでしまう心配がないのだとか。見た目以外もよく考えて作られてるなぁと思わず感心する。

Instagramのフィルターみたいな14種類の「アートフィルター」を使えば、いい感じのセルフィーに仕上がるはず。効果を確認しながら撮影できるのは、Instagramとはちょっと違うところだ。


発売は2016年11月下旬。家電量販店での実売価格は「OLYMPUS PEN E-PL8 14-42mm EZレンズキット」が10万440円、「OLYMPUS PEN E-PL8 EZダブルズームキット」が11万6640円。決して安い買い物ではないけど、ミラーレスカメラに少しでも興味を持っている人なら絶対アリ。あと、新しい趣味が欲しい人にもいいかもね。


 カメラを一台持ち歩くだけで、「ちょっと散歩しようかな」とか「遠回りしてみよう」とか、ライフスタイルが変わるのは私自身も経験済み。これからはスマホ、財布、E-PL8を持って散歩を楽しんでみたい。

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