今日はみんなでピクニック。呼びかけた私が一番ピクニックに慣れておらず、何も用意をせず、自分のためのコーヒーを自分だけで飲むという、ひとりっ子万歳スピリッツを笑ってくれる友達がNYでも出来て、本当に恵まれているな、と実感しました。
今日はアディダスのStan Smith(スタンスミス)について。
もともとはテニスシューズとして発売されたStan Smith(スタンスミス)。
アディダスのスリーストライプス部分が通気性確保のために、パンチで開けられたモデルはだれもが一度は見たことがあるはず。
実は長い歴史があり、テニスプレイヤーのロバート・ハイレットのシグネチャーモデルとして1968年に発表された、ハイレットというスニーカーが元になっています。
その後、1971年に全米オープンとデビスカップを制覇し、翌年にはウィンブルドンで優勝した米国人テニスプレイヤー、スタンスミスが着用したことで爆発的な人気が出て、ハイレットからスタンスミスへと名称を変更された経緯があります。彼はコートの紳士と呼ばれるほど、人気が高かったことも影響したのだと思います。
70年代はフランス製、80年代はスペイン製と時代によって生産地が違いますが、デザインは今も昔もほぼそのまま。
アディダスの創設者アディ・ダスラーの「機能の後にデザインがついてくる」 というデザイン思想を基に、当時のテニス規則を基にした機能とデザインが融合されたシューズ。
1991年当時の段階で2200万足もの販売数を誇り、今でも世界中で長い期間売れ続けていて、実は世界一売れた靴としてギネスブックにも認定されています。
そういえば。
NYでは夏になるとあちこちで、屋外ムービーが開催されます。
スクリーンもグイーンと伸ばされて。突っ込みどころを欠かさないのも、NYの魅力のひとつ、ということで。
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