「お前らの考える幸せって何?」アンチ“意識高い系”、ワクワクする起業家への道“意識高い系”という言葉が登場してからかなりの時が経つ。もともとはセルフブランディングに余念がない就活生を揶揄する言葉として広まったこの言葉、今ではすっかり痛い人の代名詞になってしまった。いくらプロフィールを盛ってみたって、いくら名の知れた会社でインターンをやってみたって、結局、中身がなければいつかは化けの皮が剥がれる。 もちろん、そんな上っ面のプロフ作りには興味を示さず、着実に夢に向かって行動し続ける学生だっている。 今回会ったのは、昨年北海道から上京して以来、「いつか飲食店の経営者になる」という目標に向かって日本中を巡り、さまざまな経営者に会い続けてきた19歳。早熟で、ちょっと頭でっかちだった彼は、いかにして”行動する男”になったのか。2016.10.19 10:00
過去の自分と決別できた、一着の服の力「人間は見た目じゃない、内面が大事なんだ」と、私たちは常に言われ続けて育った。学校の先生も、親も、流行りの歌までもが、「心の美しさが大事だ、自分らしくあればそれこそが美しいんだ」と繰り返した。 そんなこと、分かってる。でも、それじゃあ救われない。だって、結局のところ、人は見た目で判断する。第一、自分でさえ好きになれない外見を持つ人間を、だれが好きになってくれる? 鏡の前で絶望する毎日に光が差し込むのはいつなんだ? 悶々と悩み続けた末に彼が手にしたのは、『ファッション』という処方箋。今回の主役は、コンプレックスで固められていた自分の殻を洋服の力で破り、東京での大学生活を謳歌するに至った19歳だ。 2016.10.09 00:20